2009年 05月 29日
あいちクローバーの活動と思い. |
『つなぐ命のリレー』
■あいちクローバーの活動
あいちクローバーは、AEDの普及活動を中心に活動を行なっているボランティア団体で、平成20年4月に任意団体として愛知県名古屋市にて発足した団体です。
現在、日本での設置数は増えているものの、まだまだ多くのAEDの設置が必要であると考えています。また、AEDが市民に充分に知られていないために、心臓発作が起きた時に、倒れた場所の近くにAEDがあっても、ほとんどの人がどうやって使えばいいか分からないというのが現状です。
私たちはイベントに出かけて行き、AEDの必要性を訴え、募金活動やチャリティーTシャツの販売をはじめとして、救命救急・AEDの講習会を実施するなど、AEDの周知活動を行なっています。
■AEDの必要性
心臓が痙攣を起こし、血液を全身に送ることが出来ない状況(一般的には心肺停止と呼ばれる心室細動という状態)になると1分経過するごとに約10%助かる確率が減っていくと言われています。救急車が現場に到着するまでの時間はおよそ6分かかるとされており、救急車が到着するまで何もせずに待っていたのでは助かる確率がかなり低くなります。119番に連絡するまでに数分かかったとすれば、さらに助かる可能性は低くなります。
現在、毎年5万人もの方が心臓発作による突然死で亡くなっていると言われていますが、倒れた場所の近くにAEDがあり、そこにいる人たちがすぐに操作をすることによって、助かる可能性が飛躍的に高くなります。最近ではAEDという言葉を耳にする機会が増え、ある程度普及しているイメージもあると思いますが、実際にGPSを使った携帯電話の探索機能で調べると、AEDが意外と必要な場所に設置されていないことが分かります。救急車が到着するまでの間にAEDを使用し救命しなくてはいけないのに、AEDを探しに行っていたのでは何の意味もないのです。 早い時期に消化器に近いぐらい、最低でもひとつのビルに一つのAEDが設置されるぐらい普及すればと考えています。
■AEDを市民にとってもっともっと身近なものに!
AEDの講習会をまだ受けたことがない人には、是非、消防署が定期的に開催している「普通救命講習」を受講してほしいです。その講座では、AEDを用いた実技も教えてもらえますが、もっと気軽に参加できるような45分で学べる入門的な講習を、今後はNPO法人あいちクローバーで開催していきたいと考えています。AEDは誰でも使用できますが、きちんと指導を受ければ、さらに勇気をもって使えます。AEDの設置数が増えてもいざという時に使えないのではAEDの設置の意味がありません。救急車が来るまで待っているようでは、心臓発作で倒れた人を救うことは出来ません。まずはAEDの存在を知り、講習で実際にAEDを使ってみることが大切だと思っています。そして、いざAEDが必要な場面に遭遇したら、自ら積極的にAEDを使用してほしいのです。だからこそ、市民にとってAEDをもっと身近なものにしていくのが私たちあいちクローバーの活動のねらいなのです。
これまで、ほとんどのAEDの普及活動は医療関係者中心によって行われてきました。しかし私たちあいちクローバーは、これからのAEDの普及活動は、市民が中心となって市民自身の手で行なっていく必要があると考えています。
実際に医療の現場で働いている医師や看護師は、一般市民にAEDについて説明をする時に、どうしても専門的な言葉を使う傾向があります。すると、話を聞いた受講者は、AEDに対して、“取っ付き難い”、“使用方法が難しい”というイメージを持ってしまいます。だからこそ、私たち市民がAEDについて勉強し、その必要性や使用方法を市民に対して伝えていく必要があります。
■活動資金を集める工夫
私たちあいちクローバーは活動資金は寄附だけに頼るのでなく、自分たちで作り出さなければならないと考えています。そのためにTシャツや携帯ストラップなど、あいちクローバーのオリジナルグッズを作り販売しています。それは私たちの活動に賛同していただいた大須商店街のデザイナーや、有名なジュエリーデザイナーがデザイン料は要らないと無料で作ってくれたものです。クオリティが高い商品なのに、お値打ちに買えて普段身につけてもお洒落なオリジナル商品を作った理由は、活動資金を集めるためだけではありません。ボランティア活動をもっと楽しく、身近に感じてほしいからです。そして、ボランンティアに対して興味のない若者や学生が、私たちの活動に興味をもってもらうことによって、AEDをより多くの人に知ってもらうことにつながってほしいと思っています。
また、これからは定年退職したシニア世代とも一緒に活動していきたいと思っています。私たち自身のスキルアップのために、定期的に消防署で行われるAEDの講習会を受講しているのですが、そこには多くのシニア世代の人が受講されています。そのような講習を受けたシニア世代の人たちと一緒にAEDの普及活動をしていきたいと考えています。世代や知識が偏る活動グループではなく、幅広い世代の市民に参加してもらいたいと強く思っています。
■今後の活動
これからAEDの普及活動を始めていこうという人たちに、今まで私たちが培ってきたノウハウを伝えていく予定です。さらに、他分野で活躍している人たちとコラボレーションして新たな活動を広げていきたいと思ってます。また、AEDの普及活動を通じて、人を集める仕組みや、活動資金を集める仕組み、活動資金の管理の仕方など、ボランティア活動における難しさやノウハウをたくさん学んできました。AEDの普及に何年も費やしていてはいけないと思っています。早くAEDを普及を実現し、私たちが学んできた様々な経験を生かし、他のボランティア活動を支援する活動をしていきたいの考えています。
■あいちクローバーの活動
あいちクローバーは、AEDの普及活動を中心に活動を行なっているボランティア団体で、平成20年4月に任意団体として愛知県名古屋市にて発足した団体です。
現在、日本での設置数は増えているものの、まだまだ多くのAEDの設置が必要であると考えています。また、AEDが市民に充分に知られていないために、心臓発作が起きた時に、倒れた場所の近くにAEDがあっても、ほとんどの人がどうやって使えばいいか分からないというのが現状です。
私たちはイベントに出かけて行き、AEDの必要性を訴え、募金活動やチャリティーTシャツの販売をはじめとして、救命救急・AEDの講習会を実施するなど、AEDの周知活動を行なっています。
■AEDの必要性
心臓が痙攣を起こし、血液を全身に送ることが出来ない状況(一般的には心肺停止と呼ばれる心室細動という状態)になると1分経過するごとに約10%助かる確率が減っていくと言われています。救急車が現場に到着するまでの時間はおよそ6分かかるとされており、救急車が到着するまで何もせずに待っていたのでは助かる確率がかなり低くなります。119番に連絡するまでに数分かかったとすれば、さらに助かる可能性は低くなります。
現在、毎年5万人もの方が心臓発作による突然死で亡くなっていると言われていますが、倒れた場所の近くにAEDがあり、そこにいる人たちがすぐに操作をすることによって、助かる可能性が飛躍的に高くなります。最近ではAEDという言葉を耳にする機会が増え、ある程度普及しているイメージもあると思いますが、実際にGPSを使った携帯電話の探索機能で調べると、AEDが意外と必要な場所に設置されていないことが分かります。救急車が到着するまでの間にAEDを使用し救命しなくてはいけないのに、AEDを探しに行っていたのでは何の意味もないのです。 早い時期に消化器に近いぐらい、最低でもひとつのビルに一つのAEDが設置されるぐらい普及すればと考えています。
■AEDを市民にとってもっともっと身近なものに!
AEDの講習会をまだ受けたことがない人には、是非、消防署が定期的に開催している「普通救命講習」を受講してほしいです。その講座では、AEDを用いた実技も教えてもらえますが、もっと気軽に参加できるような45分で学べる入門的な講習を、今後はNPO法人あいちクローバーで開催していきたいと考えています。AEDは誰でも使用できますが、きちんと指導を受ければ、さらに勇気をもって使えます。AEDの設置数が増えてもいざという時に使えないのではAEDの設置の意味がありません。救急車が来るまで待っているようでは、心臓発作で倒れた人を救うことは出来ません。まずはAEDの存在を知り、講習で実際にAEDを使ってみることが大切だと思っています。そして、いざAEDが必要な場面に遭遇したら、自ら積極的にAEDを使用してほしいのです。だからこそ、市民にとってAEDをもっと身近なものにしていくのが私たちあいちクローバーの活動のねらいなのです。
これまで、ほとんどのAEDの普及活動は医療関係者中心によって行われてきました。しかし私たちあいちクローバーは、これからのAEDの普及活動は、市民が中心となって市民自身の手で行なっていく必要があると考えています。
実際に医療の現場で働いている医師や看護師は、一般市民にAEDについて説明をする時に、どうしても専門的な言葉を使う傾向があります。すると、話を聞いた受講者は、AEDに対して、“取っ付き難い”、“使用方法が難しい”というイメージを持ってしまいます。だからこそ、私たち市民がAEDについて勉強し、その必要性や使用方法を市民に対して伝えていく必要があります。
■活動資金を集める工夫
私たちあいちクローバーは活動資金は寄附だけに頼るのでなく、自分たちで作り出さなければならないと考えています。そのためにTシャツや携帯ストラップなど、あいちクローバーのオリジナルグッズを作り販売しています。それは私たちの活動に賛同していただいた大須商店街のデザイナーや、有名なジュエリーデザイナーがデザイン料は要らないと無料で作ってくれたものです。クオリティが高い商品なのに、お値打ちに買えて普段身につけてもお洒落なオリジナル商品を作った理由は、活動資金を集めるためだけではありません。ボランティア活動をもっと楽しく、身近に感じてほしいからです。そして、ボランンティアに対して興味のない若者や学生が、私たちの活動に興味をもってもらうことによって、AEDをより多くの人に知ってもらうことにつながってほしいと思っています。
また、これからは定年退職したシニア世代とも一緒に活動していきたいと思っています。私たち自身のスキルアップのために、定期的に消防署で行われるAEDの講習会を受講しているのですが、そこには多くのシニア世代の人が受講されています。そのような講習を受けたシニア世代の人たちと一緒にAEDの普及活動をしていきたいと考えています。世代や知識が偏る活動グループではなく、幅広い世代の市民に参加してもらいたいと強く思っています。
■今後の活動
これからAEDの普及活動を始めていこうという人たちに、今まで私たちが培ってきたノウハウを伝えていく予定です。さらに、他分野で活躍している人たちとコラボレーションして新たな活動を広げていきたいと思ってます。また、AEDの普及活動を通じて、人を集める仕組みや、活動資金を集める仕組み、活動資金の管理の仕方など、ボランティア活動における難しさやノウハウをたくさん学んできました。AEDの普及に何年も費やしていてはいけないと思っています。早くAEDを普及を実現し、私たちが学んできた様々な経験を生かし、他のボランティア活動を支援する活動をしていきたいの考えています。
by ai-clover
| 2009-05-29 17:57
| あいちクローバーとは?